ごはんのおいしい炊き方(応用編)
知ってて得するお米のチェックポイント
● お米がパサパサする…
水加減が少なかったり、浸漬時間が少ない場合、パサついたお米になります。夏場で1時間、冬場は2時間以上、きちんと浸漬してください。水加減は重量で量ることをオススメします。
● お米がベタベタする…
くだけた米やヒビ割れしたお米が多いとこうなります。洗米時間は3分以内で終え、お米が割れないようにしましょう。また水加減が多い場合もお米はベタっとします。上記同様、重量による水加減が望ましいでしょう。
● お米に「しん」がある…
蒸らし時間をしっかりとらないと、お米に「しん」が残ってしまいます。逆に蒸らし時間が長いとお米はダンゴ状になってしまいます。10分~15分の適切な蒸らし時間をとり、蒸らしっぱなしにせず、蒸らし後はきちんと切り返しをおこない、余分な水分を飛ばしてください。(※お米は、火力の関係で、上部は固く、なべ底はやわらく炊きあがっています。きちんと切り返しをおこない、炊きあがりを均等にする為にも切り返しが必要です。)
● お米にツヤがない…
浸漬水の温度が高いと、お米のツヤがなくなってしまいます。浸漬する時間がない時(やむを得なく急いで炊く場合)ぬるま湯で浸漬するという方法もございますが、水温は30度以下のぬるま湯で、15~20分ほど浸してから炊いてください。
● 異臭がする…
お米は臭いを吸収する性質をもっているため、米びつ付近に灯油や、ワックス、洗剤等、臭いの強いものを置かないよう気をつけましょう。